治療方法

自己免疫力の向上による歯周病療法

自己免疫力の向上による歯周病療法(YM療法など)

YM療法は歯周病治療に特化したデトックス療法です。歯茎に溜まった膿を特殊な器具を使って排出し、血液中の白血球のバランスを正常値に近づけます。すると血流が良くなり、自己免疫力が向上、自律神経が安定し、歯周病が自己治癒力によって改善されます。YM療法はYMアソシエーションによって認定を受けた医療機関だけが行える特別な治療法です。

YM療法のメリット

  • ブラッシングできない箇所の歯茎のお手入れが可能です。
  • 治療中の痛みがほとんどありません。
  • 歯茎の痛みや不快感が楽になり、ムズムズ感が改善されます。
  • 麻酔することなく、行える治療法なので患者さまの負担を抑えることが可能です。
  • 治療中のストレスを軽減することができます。

など、従来の歯周病治療とは異なる様々なメリットがあります。
歯周病でお悩みの方はお気軽にご相談ください。

※YM療法は歯石がついている状態では最大に自己免疫力を引き出すことはできないため、通常の一般診療を終えてから受診して頂いております。

歯周病の危険性

お口の中の歯周病菌が全身の様々な病気を引き起こすことが明らかになっています。

心臓病

歯周病が進行し、細菌が血液中に入り込むと、炎症を起こし血栓ができやすくなり、動脈硬化や心筋梗塞、狭心症などを引き起こすことがわかっています。

糖尿病

糖尿病は傷の治りを悪くさせるため、歯周病が悪化しやすくなります。
また、歯周病菌によって糖の代謝が悪くなり、糖尿病を悪化させることがわかっています。

低体重児出産

歯周病菌がへその緒を通じて胎児に影響することがあります。
歯周病のある妊婦さんは早産や低体重児出産の確率が7倍になるとも言われています。

高血圧

高血圧の治療を受けている方は、お薬の副作用で歯周病が悪化する場合があります。

誤嚥性肺炎

増殖した歯周病菌が肺炎を引き起こす場合があります。
特にご高齢の方の場合、気管支の働きが低下しているため、肺炎にかかりやすくなります。

骨粗鬆症

骨粗鬆症の方は骨密度が低いため、歯周病が進行しやすくなります。
特に閉経後の女性に多く、注意が必要です。

腎炎・関節炎

歯周病菌が発する毒性物質が腎臓に溜まってアレルギー反応があると、腎炎になる場合があります。
またその毒性物質が間接に蓄積すると関節炎になる場合があります。

歯周病の進行度合いに限りはなく、全身疾患の危険性はすべての方が持っています。