初診の患者さまへ

患者さまのお口の中だけを見るのではなく、患者さまお一人おひとりとのコミュニケーションを深め、カウンセリングを通し、病因を探ることによって、根本的な治療を目標としています。「できるだけ歯を抜かない・歯や歯周組織の侵襲を最小限に」をクリニック方針のひとつにしています。神経をとったり、被せ物による長期的なリスクを考えると、歯質を出来るだけ残すことは歯の寿命を延ばすことに繋がります。

「歯や歯肉のメンテナンス・予防」にとても力を入れています。いくら治療をしても、不十分なメンテナンスや悪い習慣によって再発や悪化を引き起こしてしまうと、最悪の場合歯を失ってしまうこともあるからです。虫歯菌や歯周病菌は減ることはあっても、いなくなることはありません。良好な口内環境を維持するために、基本の習慣から一緒に見直しましょう。定期的に検診を受けることで、早期発見、早期治療にも繋がります。

被爆線量について
世界の自然被爆量の平均は2.4ミリシーベルト／年間です。当クリニックの「RAYSCAN」のCT撮影は標準男性で0.089ミリシーベルト。つまり、年間約27回撮影したとして、はじめて自然被爆量に相当します。
また、「RAYSCAN」のパノラマ撮影は一般アナログフィルム撮影の約4分の1です。医科用のCTで頭部撮影した場合が0.6〜0.9ミリシーベルトなので、「RAYSCAN」は7分の1以下の被曝線量となります。歯科用CTの被爆量は医科用に比較して非常に線量が少ないのです。
「RAYSCAN」は現在、最新技術により撮影時間が短く、特に被爆線量の少ない機種といえます。